3ステップでモノを減らさずに部屋をすっきり広く見せる方法

3ステップでモノを減らさずに部屋をすっきり広く見せる方法

ステップ1:レイアウトを変える

視線を意識する

部屋に入ってすぐに目に入るのは、奥の壁やコーナーと言われています。最初に目に入ったものが部屋の印象を左右しますので、奥に行くにつれて背の低い家具を配置してみましょう。視覚的に開けた印象になり、部屋全体が広く感じられる効果があります。

また、大きな窓は開けた印象を与えてくれるのでうまく活かしていきましょう。窓の前にはできるだけ大きな家具は置かず、入り口から窓まで一直線上にスペースを残しておくと、導線が確保され生活しやすいのはもちろんのこと、視界が開けて広々とした空間に感じられるので、ぜひ試してみてください。

余白を意識する

床の余白を持つようにするとすっきりした印象になります。これは物を減らさないと難しいと思う方もいると思いますが、まとまった床の余白があれば、かなり印象に違いが出ます。収納棚やゴミ箱、テレビ台などを壁際に配置するだけで、まとまった床の余白が生まれます。物は減っていないのに、すっきりとした印象になるはずです。壁の余白についても同じです。たった一面だけにでも、広い余白を残すことで部屋の印象はすっきりとして見えてきます。

ステップ2:収納を整える

隠す収納

ごちゃついた印象に見える原因の一つには生活感が出すぎているということが挙げられます。生活感があらわれがちなものの隠し方をいくつかご紹介します。

・ゴミ箱

どうしても生活感があらわれやすいのがゴミ箱です。中身が見えたり、無造作に袋がかけられたりしていると、雑然とした印象になってしまいます。ゴミ箱はなるべくシンプルで中身の見えないものを選んでみてはいかがでしょうか。収納の一部をゴミ箱として使うのもいいかもしれませんね。同じようにリモコンやティッシュなど、よく使うものはお気に入りのカバーやケースを使って隠してしまうのがおすすめです。

・電源タップ

タコ足電源タップから無数に繋がった配線も生活感があらわれてしまいやすいものの一つです。配線カバーを使用したり、配線を隠せる構造の家具を選んだりすることで、お部屋全体がすっきりした印象になりますし、お掃除も楽になって一石二鳥です。こちらのワークテーブルも&FRELの製品ですが、電源とタップを収納できるトレーがついているので、きれいに配線できて魅力的ですよね。

・収納棚

本棚や食器棚、ドレッサーなど物が多いところは布やケースを使って、覆ってしまうのが簡単で取り入れやすい方法です。物が多い分どうしてもカラフルになりやすいゾーンで、生活感があらわれてしまいがちです。レースのカーテンをカラーボックスにつければ、中身は見やすいまま、存在感を薄くすることができますよね。書類などはバインダーやファイルボックスなどを使い、色や大きさを統一することによって、ごちゃごちゃした印象をなくすことができます。同じメーカーで高さや形がぴったりのものを選んでいただくと、より美しく収納できますよ。

 カバーをかけることによって、パッケージなどの不必要な色を隠すことができ、部屋全体の色のバランスを整えることができます。色を絞ると、全体的に統一感がでて、すっきりとした印象になります。色は、部屋全体で3色ほどに抑えることが理想とされています。壁や床の色を含めて三色となると、意外と絞られてしまいます。収納に使っているカゴや布だけでも、色をそろえれば統一感のあるお部屋を演出することができます。

ひっかける収納

カバーを付けられないものやすぐに手に取りたいものは、マグネットやフックでの収納をうまく取り入れてみましょう。例えばティッシュはダイニングで使うことが多いですよね。テーブルの下にマグネットでティッシュをつけることで、隠れているのにすぐに手に取ることができるようになります。ハンディモップはテレビ周りの掃除に使うので、テレビの裏側にフックをつけてひっかけることで、気になったときにさっと取り出すことができます。このように引っ掛ける収納はフックやマグネットを付ければどこにでも作ることができ、空間を有効に使うことができるので、収納力がアップして物を減らずにすっきりと見せることが可能です。動線も意識して、よく使うものはとりやすい場所に収納スペースを作ってみてはいかがでしょうか。

見せる収納

収納棚にも余白があると、すっきりして見えます。棚にギチギチに本やフィギュアをしまっていませんか。下の写真は&FRELで取り扱っているオープンシェルフですが、このようににゆとりを残した収納にすると美しく見えますよね。棚の上にびっしりと並べると、収納できずに溢れているように見えてしまいます。ここでも余白を意識し、お気に入りを何点かに絞って置いてみると、美しく飾られているように見えるはずです。飾るものと、まとめてしまうものを分けて、洗練されたお部屋を目指しましょう。

ステップ3:小物を活かす

 小物を効果的に使うことによって、奥行きを演出できます。例えば鏡です。大きめの鏡を部屋に置くだけで、実際よりも部屋に奥行きがあるように感じられます。同じ原理で奥行きのある広々とした景色の絵を飾っても効果的です。一見その違いは小さなように思えますが、余白を意識しすぎてお部屋が殺風景に感じられる方には、ぜひおすすめしたいポイントです。

また、ダウンライトや間接照明を効かせると、お部屋に立体感が生まれ、広々とした印象になります。例えば奥の壁にライトを当てて視線が行くようにすれば、より奥行を感じられる空間を生み出すことができます。天井に近い壁をスタンドライトで照らせば、天井が高く感じられてよりお部屋を広く見せてくれます。置き方次第で、広く見せてくれるだけでなく、簡単にお部屋の雰囲気を変えてくれるので、うまく活用していきたいですね。

今回ご紹介した内容は、限られたスペースでも物を減らさずにお部屋をすっきりと見せるコツでした。この記事が皆さんの快適なお部屋づくりの参考になれば幸いです。&FRELではご紹介した他にもあなた好みのカスタマイズができる家具を取り揃えておりますので、ぜひ一度覗いてみてください。