テーブルを長く使うためのお手入れ方法
テーブル・デスクは、毎日触れるものだからこそキズや汚れがつきやすい家具です。お気に入りの家具をなるべく長く使い続けるには、普段から正しいお手入れを心がけることが重要になります。
本記事では、テーブルの部位・素材別にお手入れ方法をご紹介します。
1. 天板のお手入れ
メラミン化粧板(抗ウイルス含む)・突板・合板の場合
- 普段のお手入れは、水を固く絞ったやわらかい布で拭きます。
- 水に濡れたときは、乾いたやわらかい布で拭き取ります。
- 油汚れなど著しく汚れたときは、やわらかい布を薄めた中性洗剤に浸し、よく絞った上で汚れを拭きとり、その後乾いたやわらかい布でよく拭き取ります。
- ベンジン・シンナー・アルコール類および化学ぞうきんは、表面の仕上げを傷める原因になるため使用しないでください。
※除菌剤、洗剤の使い方・使用上の注意などをよく読んでからご使用ください。
メラミンスポンジについて
メラミンスポンジを使うと、光沢が失われることがあるため突板・合板には適しません。
メラミン化粧板では、水アカなど洗剤で汚れが取れない場合のみ、少し水を含ませたメラミンスポンジで天板を軽くこすり、その後乾いたやわらかい布でよく拭き取ります。なお、あらかじめ目立たない部分でお試しいただくことをお勧めします。
無垢材の場合
無垢材は、塗装によってお手入れ方法が異なります。
無塗装
普段のお手入れは、乾いた布で乾拭きをします。
無塗装の無垢材はキズがつきやすく、汚れが染み込みやすいものです。また、落ちにくい汚れを無理に落とそうとすると悪化する可能性がありますのでご注意ください。
オイル塗装
- 普段のお手入れは、水を固く絞ったやわらかい布で拭き、その後乾いたやわらかい布で乾拭きをします。
- 水に濡れたまま放置すると木に浸透してシミの原因になるため、こまめに拭き取ります。
- 乾燥によるひび割れを防ぐため、年2回程度の頻度でオイルを塗り直します。
- キズや汚れのある部分にサンドペーパーで木目に沿ってヤスリがけします(※キズの度合いによって120~400番の間で調整します)。
- 水を固く絞った布で拭いた後、しっかり乾燥させます。
- 無垢材用のオイルをウェスに染み込ませ、薄く伸ばしながら全体に塗ります。
- オイル塗装後、新しいウェスで拭き取り、しっかり乾燥させます。
ウレタン塗装
- 普段のお手入れは、水を固く絞ったやわらかい布で拭きます。
- 油汚れなど著しく汚れたときは、やわらかい布を薄めた中性洗剤に浸し、よく絞った上で汚れを拭きとり、その後乾いたやわらかい布でよく拭き取ります。
- 熱に影響を受けやすいため、やかんや鍋などを直接置かず、コースターなどを利用します。
2. 脚のお手入れ
スチールの場合
- 普段のお手入れは、乾いた布、または水を固く絞ったやわらかい布で拭きます。
- 著しく汚れたときは、やわらかい布を薄めた中性洗剤に浸し、よく絞った上で汚れを拭きとり、その後乾いたやわらかい布でよく拭き取ります。
- 水に濡れたまま放置するとサビが出ることがありますので、ご注意ください。