櫻への憧れ

櫻への憧れ

みなさん、こんにちは。&FRELの杉浦です。気づけばあっという間に2月です。2024年になったのはつい先日だったと思うのですが、、、

日本は春夏秋冬、気候や自然のうつろいやスーパーに並ぶ食材など、生活の中で季節が変わっていく様を日々感じることができます。一方マレーシアでは気温もほぼ一年中変わらず、僅かの日の出、日の入り時間の差があるものの余程気にしなければわからない程度で、ボーとしているとあっという間にひと月が過ぎていってしまう様に感じます。これは南国の良さでもあり、日本が恋しくなるところでもあります。

良くも悪くもこんな気候のマレーシアでは、とにかく植物が元気です。どの季節も青々として、短いサイクルで繰り返し花を咲かせたり、葉を色づかせています。植物や木々は庭師に剪定されるわけではなく、敷地の作業者によってかなりバッサリ(やや残酷に思えるほど、、)突然カットされてしまうケースが多いのですが、しばらく経つとまた枝をグングンと伸ばして元の姿に戻っていきます。

 

マレーシアでも日本は大人気の旅行先ですが、櫻を是非見たいとその季節を狙って日本に旅行する方も多くいます。櫻のように開花の喜びから散っていく儚さを感じられる、そして一年に一度だけ見られるその美しさが海外の方にとってはとても新鮮で貴重な瞬間に感じられるのだと思います。

単純に美しいということだけではなく、ビジュアルで感じられる美しさとその背景に感じられる刹那が、とても日本的で海外の方を惹きつけるのかもしれません。

ちょっと感傷的な?内容になってしまいましたが、私は切られても切られても何度でも綺麗に花を咲かす、マレーシアの植物のような気持ちで今年も頑張っていこうと思います。