旅はゲストルーム
みなさん、こんにちは。&FRELの杉浦です。
11月も終わりに近づき、2022年も残すところあとひと月ほどとなりました。マレーシアには四季がありませんし、どちらかというと旧正月の暦のほうが重んじられるので、年末に対する思いも日本とすこし違います。師走というよりも、12月はクリスマスがメインイベントで、ショッピングセンターもクリスマスのデコレーション一色に。年末はカウントダウンなどはありますが、正月休みは基本1日程度で2日から仕事という感じです。その後に控える旧正月がどちらかいというとメインで、それをもって年が明けるという感覚でしょうか。
旧正月の連休もその一つですが、マレーシアも休日が日本並みにたくさんあり、こういった連休は旅行に行きたいところですが、連休時期は日本と同じく大混雑・渋滞・チケット高騰です。パンデミックもあって、何となく連休でも家でゆっくりと、、、という選択がここ最近増えてきてしまったのですが、久しぶりに下記の本を読んで旅に出たくなりました。
インテリアデザイナーの浦一也さんが書かれた本です。浦さんが世界中のホテルに宿泊して、そのホテルを間取りやサイズ、色合い、家具などをスケッチや図面とともに印象を書き綴っています。すべて手書きで写真はありません。これがとても想像力を掻き立ててくれていいんですね。
私の個人的な楽しみ方は、まずこの本のスケッチと文章で十分に想像を膨らまします。ありがたいことに、今はインターネットですぐにそのホテルの実際の写真を見ることができます。
スケッチだと魅力的だったのに、写真だとあんまりというホテルもあれば、スケッチの通り、それ以上に魅力的に見えるものも。
例えばホテル Auberge De Noves Domaine Du Deves
本の中のスケッチはこんな感じです。なんとも素敵なバスルームですね。
では実際の写真をbooking.comでギャラリーを見てみると
ホテルAuberge De Noves Domaine Du Devesのbooking.comサイト
いかがでしょうか?スケッチで十分に想像を掻き立てられてからギャラリーの写真を見ると、何となくその場の空気感や雰囲気も伝わってきて、、もうどうしても行きたくなってしまいますね(笑)
この本はなんと3巻まであって、私と同じように想像を巡らせながら旅をした気分に浸りたい読者がたくさんいるのだと思います。でもやっぱり想像するだけではなく、実際に行きたいですよね!