心地よい間

心地よい間

みなさん、こんにちは。&FRELの杉浦です。

何ともう11月です。さよなら2022年、ようこそ2023年という時期に入ってきましたね。

私は10月末に久しぶりにドイツの家具見本市に行ってきました。コロナでの中止もあり、約4年ぶり(2年に1度の開催)となりましたが、依然と変わらず多くの人でにぎわっていました。ネットで情報を取れる時代ですが、やはりその場の空気と実物を見て感じられる情報は何物にも代えがたいものがあります。展示会の話はまた別途ブログにしていきます。

今回は滞在中に感じた心地の良い間、特に空間の隙間について書いていきたいと思います。現地での滞在中はホテルに泊まることになるわけですが、部屋の狭さやインテリア、値段の高い安いに関わらず、心地よい空間となんか落ち着かない空間があります。これは日本のホテルでも同じで、特にビジネスホテルや小さなホテルではその感覚がより顕著に感じられるのかなと思います。

 私は自分が心地よいな、なんか落ちつくなと感じたら、なるべく具体的にその理由を考えるようにしています。ここでの対象は、高いお金を払って、高価な家具としつらえの良い造作で心地よい、、、という意味ではなく、ビジネスホテルや町のホテルなんだけど心地よいと感じられる要素は何か?という見方です。

具体的に考えるために、日差しが気持ちいいとか、部屋の広さとか、またアメニティーが充実、、といった副次的な要素は抜いていきます。あとスタッフが親切といった理由もホテル自体の評価にはなりますが、純粋な部屋の心地よさの評価をするために意識から取り除くようにします。

そして今のところ私なりにたどり着いた結論なのですが、心地よい空間は間というか隙間がきちんとしているんですね。大した結論でなくてすいません。

どういう意味かというと、

1、部屋に変な隙間、意味のない空間がない 2、置き家具、造作家具があるべき位置できちんと納まっいる、壁との間に妙な隙間がない 3、導線に沿ってきちんと空間が確保され、それを邪魔するでっぱりなどがない 4、窓との関係性が自然で邪魔しない

文字にすると少し小難しくなってしまいましたが、どのポイントも要点は造作を含めた家具が空間や周りの家具と正しい関係(隙間)を保っているかどうか?ということです。

自分の家の中を見回しても、3,4つの違和感は簡単に見つけられるのではないでしょうか?ちょっとだけ残ってしまったテーブル天板と壁の隙間や、窓に少しだけ被って視界を遮ってしまった収納。導線に少しだけはみ出しているクローゼット、並べて使っているのに高さがバラバラの収納。たくさんありますよね。

もちろん意図的に少し空間に違和感をもたらすテクニックもありますが、一般的な感覚で、シンプルに心地よいと感じられる空間は家具やデザインの良し悪しよりも、きちんとしたサイズで他のインテリアや家具と正しい関係で収まっているか否か?ということが一番大きな要素だと思います。

家具選びに迷ったとき、単純に家具のデザインや機能の好き嫌いで選ぶことからちょっと離れて、ここからここの寸法にきっちり納まるサイズを選ぶ、この高さに合わせて選ぶ、という観点で家具を選んでみることも心地よい空間をつくるための大事なポイントです。

&FRELの家具の多くはカスタマイズが可能です。困ったときはサイズから考える家具選びをしてみてはいかがでしょうか?