初めての仕事
みなさん、こんにちは。&FRELの杉浦です。もう10月もすぐそこ、2022年もあと3か月です。
先週、久しぶりにシンガポールに出張してきました。マレーシアとシンガポールは地続きで、クアラルンプールーシンガポール間は世界で一番飛行機の運行頻度が高いと言われるほど気軽に行ったり来たりできるのですが、コロナの影響で今回のシンガポール訪問は3年ぶりとなりました。
今回の訪問先のひとつである販社に伺った際、とても懐かしい製品に再会しました。タイトル写真に写っているデスクの上にちょこんと載っている、スチールのシェルフ、、、実はこのシェルフは私が会社に入って初めて設計を任された製品です。もう20年近くも前の話です。
たいして売れませんでしたし、数年でカタログ落ちしてしまいましたので、おそらく日本にもほとんど現存していないのではないでしょうか。。。
始めて製品を量産製造した際に、特に印象深く感じたことを今でも覚えています。それは工業製品とは自分がデザイン・設計したものが、ひとつだけではなく、何十個・何百個つくる事なんだなということです。
とても当たり前の事なんですが、自分の設計した製品が次々と加工され、塗装を終えてでてくる光景を見たときに、少しだけ今までとは違う自覚とプロとして設計をする意味を感じました。
若き日の思い出話でした。