マレーシアの忘年会

マレーシアの忘年会

みなさん、こんにちは。&FRELの杉浦です。

12月も半ば過ぎ、忘年会やあいさつ回りなどに追われている方も多いかと思います。マレーシアには忘年会とぴったり一致する会社イベントはありませんが、Annual DinnerやLunchというかたちで年末に会社が食事をふるまって社員をねぎらう行事は一般的に見られます。

私の会社でも先週土曜日がAnnual Lunchでしたので、少し様子についてお話してみたいと思います。

お酒無しの忘年会

イスラム教がメインですのでお酒は基本無しでです。お酒が入らないと盛り上がらないのでは?ということは全くありません、マレー系の方は元来集まってワイワイやるのが好きな民族ですので、お酒は無くともテンションは自然に上がっていきます。どこの会社にもこういう会を仕切ってくれる人がいて、マイク片手に場を盛り上げていきます。

多国籍エンドレスカラオケ

スタートはビュッフェ形式の食事から始まり、まずはお腹を満たします。ですが、たいして時間も経たないうちにカラオケの始まりです。これがなかなか曲者です。簡単には終わりません。私の勤める会社は、中華系・マレー系のマレーシア国民の他に、ミャンマーやネパールなど海外から働きに来ているスタッフも多数いますので、それぞれ自国のヒットソング(多分)を延々と歌い続けます。そしてサビでは大合唱となり、大いに盛り上がってなかなかいい雰囲気なのですが、大音量でその間は会話もままならず、ただひたすらスタッフのカラオケを聞きます。

ラッキードロー

カラオケを止めるために効果的なのがラッキードローという、日本でいう抽選会です。それなりに高価な家電製品など、もらって嬉しい景品がもらえるラッキードローが始まると、いよいよ宴もたけなわとなります。

宴の規模は会社によって、またその年の業績によって様々ですが、これが終わるといよいよ今年も終わりだなと感じます。今年もあと10日前後、皆さんも健康に気を配りながら楽しくお過ごしください!