家具の測り方とポイント

家具の測り方とポイント

家具のサイズを確認せずに購入してしまうと、思っていたよりもゆとりがない、置きたい場所に収まらないということになりかねません。テーブル、椅子、ラックなど、それぞれの測り方とポイントをご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。

計測器について

計測にはホームセンターなどで購入できるスチールメジャーがあると便利です。

家具だけなら3メートルほど計測できるもので十分ですが、設置場所を計測する場合などはそれ以上の長さに対応したスチールメジャーを用意すると良いでしょう。

 

テーブルの測り方

幅と奥行きは基本的に天板の最大寸法で確認します。脚が天板よりも内側に入っている構造が一般的だからです。デザインによっては脚が天板よりも外側に出ているものもありますので、その場合は端から端までの最も大きい寸法を測るようにしてください。高さは床から天板の上面までを測るようにしましょう。

天板下の寸法を測る

天板の反りを軽減する、強度を上げるなどの目的から、天板裏側に補強材などが取り付けられている場合があります。椅子に座った時に自分の脚があたってしまったり、テーブルの下にワゴンを収納しようしたら奥まで入らなかったりすることもありますので天板下に補強材などある場合はよく確認しておきましょう。床から天板裏の一番低い場所を測っておくと安心です。

 

 

 

脚間寸法を測る

テーブルと椅子を組み合わせたときに、脚間寸法(脚と脚の間の長さ)を確認していないと椅子が入らないケースもあります。特にダイニングテーブルなど、横並びで椅子を配置したい場合、椅子の出し入れがスムーズにできなかったり、立ち座りの動作がしづらくなったりします。脚と脚の間を測ることで、ゆとりをもって収まる椅子を選ぶことができます。脚が斜めになっているものや脚の太さが均一でないデザインの場合は、椅子の座面の高さでの脚間を測っておくようにしましょう。また、肘掛けのある椅子であれば肘掛けの高さでも脚間を測っておくと安心です。

FRELのテーブルは細い脚が特徴的で、その分脚間のゆとりができるので、ゆったり座りたい方やお部屋をすっきりと見せたい方にオススメです。

椅子の測り方

椅子はデザインによって形状が様々なため、ポイントをきちんと押さえておきましょう。

最大寸法で幅、奥行き、高さを測ることでレイアウトや導線を考える際に必要な寸法を確認しましょう。椅子は曲線が多いので、最も大きな値で見ておくことが重要になります。テーブルのサイズ感と合わなかったり、出し入れをする余白がなかったりするのを防ぐことができます。

座面、肘掛けを測る

座面の高さは床からの高さを測ります。テーブルの高さとの関係で座り心地が変わるので重要なポイントです。背もたれの高さ、座面の奥行も同じく、座り心地に影響しますので、実際に座って確認できない場合はウェブサイトなどから確認するようにしましょう。

肘掛け付きの椅子の場合は、左右の肘掛けの内側の寸法を測っておきましょう。実際に座るときに窮屈に感じないかを確認してください。また、床から肘掛けまでの高さを測ることで、テーブルに肘掛けがぶつかって奥まで椅子をしまえないという事態を防ぐことができます。テーブルの天板下の高さを参考に確認しておくと良いでしょう。椅子をしまわない場合はその分のスペースが必要になるので、肘掛けの先端から背もたれの最大寸法を測っておきましょう。

 

 

ラック、収納棚の測り方

基本サイズは幅、奥行、高さのそれぞれ最大寸法でみてください。横並びで配置する家具の奥行や幅もあらかじめ確認しておくと、バランスよく配置することができます。

収納部分を測る

実際に物を載せる棚の寸法確認は重要です。棚の内側の寸法を測ります。段によって奥行や幅が異なるデザインの場合がありますので、注意してみてください。また棚から棚までの高さ寸法も確認しておきましょう。本や収納かごなど、高さのあるものは取り出しにくく感じる場合があるので、少しゆとりのあるものを選ぶと良いかもしれません。

迷っている方にオススメしたいのはオープンシェルフです。背板や側板がないので、棚より少し大きいものでも収納できて自由度が高いのが特徴です。&FRELでは、ツートンカラーの脚が印象的な、モダンでシンプルなデザインのTSオープンシェルフも販売しています。

まとめ

サイズ感が特に重要な家具の測り方とポイントをご紹介させていただきました。この他にも実際に家具を置く場所、搬入する通路など、あらかじめ確認してトラブルがないように準備をしておくことが大切です。

FRELでは1cm単位でのサイズオーダーが可能な家具を製作しています。設置場所に合わせて幅を変えたり、使いやすい高さに変えたり、ゆとりのある奥行に変更したりと、暮らしに寄り添ったご提案をさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。